JTCストレス図鑑 / No.034 / 文化系
資料の体裁指摘
編集部仮説
主な症状
中身の議論を待っていたら、返ってきた指摘は「フォントが混在」「インデントがずれている」「この矢印は右向きに」。3稿目にして、内容への言及がまだない。
生態
「体裁は、中身に自信がない人でも指摘できる唯一の領域」という意地悪な説明だけでは足りない。上に行くほど「細部の乱れは検討の浅さのサイン」と読む訓練を受けていて、体裁指摘は「これを役員に出して、あなたに恥をかかせないか」という防御でもある。
対処法
- 体裁を先に固める。テンプレートと「過去に通った資料」を最初にもらう。体裁の議論を初稿で終わらせると、2稿目から中身の話ができる。
- 「今日は構成だけ見てください」と、依頼の粒度を先に宣言する。
- 指摘が体裁に集中したら「中身はこの方向でよいですか」と一度だけ聞く。イエスなら前進。無言なら、中身に不安がある。
Love? の視点
体裁力は外でも武器になる。ただし外では「1時間で8割の見た目」が正解で、「3日で100点」は誰も待ってくれない。かける時間の相場が違うだけで、技能そのものは持ち出せる。
目撃談
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