JTCストレス図鑑 / No.033 / 文化系
忖度
編集部仮説
主な症状
言われていないことを先回りして直す。「あの人はこう思うはず」で資料が2往復増える。思い切って本人に確認したら「そこはどっちでもいい」と言われ、消えた3日が返ってこない。
生態
明示的な指示より「察すること」が評価されてきた文化の産物。察する力そのものは、接客や交渉では武器になる高度な技能。組織で毒になるのは、「確認するより察する方が安全」という空気が、確認という最短ルートを塞ぐとき。
対処法
- 「これはご本人に聞いていい類のことか」を先に考える。9割は聞いていい。
- 聞き方を「どうしましょう」ではなく「AとBならどちらですか」にする。相手の負担が減り、答えが早くなる。
- 自分が上司側に回ったら、「ここはどっちでもいい」を先に言う。部下の忖度は、上司の曖昧さの鏡。
Love? の視点
察する力は資産。浪費されるのは、それを不安の穴埋めに使うとき。同じ力を顧客の言葉になっていない要望に向ければ、それは企画力と呼ばれる。
目撃談
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