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JTCストレス図鑑 / No.023 / 人間系

「若手のうちは」

編集部仮説

主な症状

若手の定義が年々延びている。入社8年目、30代に入っても「若手なんだから」で仕事が回ってくる。同じ会の若手席には、6歳下の後輩も座っている。

生態

この言葉の有効期間は、組織の人数構成で自動的に決まる。上の世代が厚く、下が薄い組織では、いちばん下の層が長く「若手」を担当することになる。言う側に悪気はなく、自分が言われていた頃の年数感覚をそのまま使っているだけのことが多い。人ではなく、ピラミッドの形が言わせている。

対処法

  1. 「若手のうちは」で来た仕事は、断るより先に範囲を確認する。「どこまでやれば完了ですか」の一言で、雑務が業務になる。
  2. 年次ではなく役割で会話する。「今の担当は◯◯です」と自分から言い直すと、呼ばれ方が変わることがある。
  3. 3年前と同じ仕事を、同じ理由で任されているなら、育成の順番が回っていないサイン。面談で「次に任されたい仕事」を具体名で出す。

Love? の視点

「若手」でいられる期間は、失敗が許される期間でもある。外に出ると年次ではなく職務で見られるぶん、初日から「できる前提」で扱われる。長い若手期間を守られている時間と読むか、動けない時間と読むかで、この種の毒性はかなり変わる。

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